自作1Uハーフサーバーテスト稼動中。熱問題は意外なところに・・

こんにちわ。

自作1Uハーフサーバーを常時稼動中で、どういった問題が起きるかテスト中です。


何事もなく動ている自作1Uハーフサーバーをボー・・っと眺めていると、
なんだかステーが歪んでいるような錯覚に陥りました。
徹夜の疲れかと思いましたが、念のため確認することに。
※ステーについてはこちらの記事


目だとよく分からないので、ノギスで確認。

あっ・・かなりの勢いで歪んでる・・


原因を調査したところ、
スチールのその性質にありました。


このステーは、スチール板をレーザーで切断して作成されています。
レーザーは、一瞬、高熱で材料を溶かし、溶かした部分を吹き飛ばしながら材料を切断していきます。
なんといえばよいのか分かりませんが、端的にいうと切断面は熱で引き伸ばされた感じになっているわけです。
なので切断面は常に元に戻ろうとする力が働いており、
そこに、常時暖かい熱が加わることでステー全体がやわらかくなり、切断面が収縮してしまったと考えられます。



収縮する力は強力両面テープの比ではないので、
粘着力も収縮した時点で失われてしまっていました。



パーツをシャーシのどこにでも固定できるように、
安易にもステーを両面テープで止めようとしたのが間違いであったようです。


解決するには、アルミ製ステーに変更すればおそらく問題ないと思いますが、
なんか別の方法を考えたいところです。


きっとid:marqsさんも、こういった失敗を何度も繰り返したのでしょう。
また一つ勉強になりました。


※最近、既製品って本当に質が高いんだなぁと関心するようになりましたよ。